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VR ZONE Project i Can 体験レポート

お台場でガンダムに守られてボトムズで戦う。

お台場のダイバーシティで2016年10月まで期間限定で開催されている、VR ZONE Project i Can
半年間開催されていたにも関わらず、なかなか行く機会がなかったのですが、来月終了してしまうので駆け込みでようやく体験してきました。
終了間際でいまさらですが、日記的に体験レポです。
なるべく伏せますが、一部ネタバレもあるかもなのでこれからの人はご注意を。

entrance02
店内の様子。VRブースが所狭しとならぶ。

ガンダムVR ダイバ強襲

gundam01

 
終了時期が近づいてきたこのタイミングで新しく追加されたコンテンツ
最後の最後にこんな隠し球もってくるとか、バンナムさん、ヤバすぎる。

混んでる時間は抽選の可能性もあるとのことでしたが、僕が行った時間帯は抽選無しで体験出来るとのことで、もちろん入場直後に直行しました。

gundam02
おそらく指になるであろう棒状のものがついたイス

 
イスの前に立ってHMDをつけ、コンテンツがスタート。

なんとなく、宇宙戦か陸上戦か、戦場のシチュエーションかなと思ってましたが、目の前には、今居るダイバーシティの外に立っているあのガンダム立像。
現実にそこにあるシチュエーションが完璧に再現されていたので、戦場とかに放り出されて状況を整理する必要もなく、見た瞬間一気に没入。たぶん没入までの最速記録。

コンテンツの内容はぼかしますが、とにかくまず薬莢に気をつけてください。ほんと危ないです。ガンダムが動き出す前に、死ぬかと思いました。

アムロの声で促されてガンダムの手に乗り、指にしがみつくと、接近戦へ。

いや、死ぬ死ぬ。ザク怖いザク怖いザク怖い。

目の前に迫るヒートホークの熱まで感じました。(赤外線ヒーターで実際に温めてるらしいです。)

なんとかマジ神アムロ様に助けて貰ってコンテンツ終了。
生きて帰ってこれました。

操縦モノじゃないと聞いたときは、どんな感じか正直不安なとこもありましたが、なんというか、よくぞこんなシチュエーションにしてくれましたと、ただただ感動。
素晴らしいの一言でした。

何も制作の事情とかを考えずにただただワガママな要望をあげるとすれば、抱きつく指の部分がもうちょっと鉄っぽい素材で、おまけにそれがキズだらけだったりしたら最高。
あと、モデリングが外装だけっぽくて、最後に手から降りた時、足首の隙間から空っぽの中身が丸見えになってしまっていたこと。
まあいろいろと理由があるのかもですが、中身メカ好きなんで、足首だけでもそれっぽく中身つくってくれてたら、最後まで完璧だったなーと。

脱出病棟Ω

horror

 
VR ZONEの代名詞のひとつ。


先日、オキュラス創業者のパルマー・ラッキー氏の絶叫でも話題になったVRお化け屋敷。

・・・は、華麗にスルー。

だって、ガンダム待ってる間もずっと絶叫が絶えないんですよ。
いけないいけない。無理無理無理。
結局、最後まで絶叫は絶えることがありませんでした。

sine
ラッキー氏の貴重な色紙はしっかり拝んできました。

装甲騎兵ボトムズ バトリング野郎

botoms

 
次は操縦モノのボトムズ。
あの無骨な機体がロボ好きとしては大好物だけど、実はアニメちゃんと見たことなかったので、ストーリーとかシチュエーションとかアニメ要素濃いめだったらどうしようかと思ってましたが、全然そんなことなく、全く知らない人でもしっかり楽しめる単純明快な打ち合いバトルでした

視線が照準となるので、敵機を見てトリガーを引けばいいという、とてもわかりやすく高い操作技術も必要のない仕様。
レバー操作で照準を合わせるようなゲームはあんまり得意じゃないのですが、これは思ったところに発射できてとても爽快な銃撃戦を味わうことができました。
全弾撃ち尽くすと殴り合いになるという制約も、最初は「残弾数とか考えて撃たないといけないのか・・・」と思っていましたが、いざプレイしてみると、その機体の重量感やぶつかったときのエフェクトが凄くて、殴り合いもやってみたくなります。
2回戦プレイできて、1回戦目は弾を節約してしまったので、2回戦目は殴り合いをしたくてとにかく連打して撃ち尽くそうとしましたが、運良く連打した弾が相手に命中してゲーム終了。殴り合いには持ち込めませんでした。

これ、10代後半くらいの時にゲーセンにあったら、間違いなく通っちゃってヤバかった・・・
息子には将来のためにお小遣い貯めさせておこう。

アーガイルシフト

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きわどい格好の可愛いナビが狭いコックピットに同乗して下心を押さえながら敵機を撃墜する生殺しコンテンツで有名なアーガイルシフト。
サイトには「巨大ロボに乗り込んで戦うという”憧れ”を再現」とか書いてありましたが、正直、巨大ロボに乗り込む憧れとかどうでも良くなる、アイネ(きわどい格好の可愛いナビ)の近さ。
「可愛い女の子と密室であれこれという”憧れ”を超絶再現」したコンテンツでした。
顔近い、胸近い、お尻やばい。
試遊機の横にモニタがあって、HMDに映ってる画面を係の人が確認出来るようになってたっぽいので、顔(HMD)は正面を向きつつ目だけ横を見る、という行為を初めて必死で心がけました。

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いやー、FOVEじゃなくてよかった。
視線とかトラッキングされた日には、もうなにも誤魔化しようがない。
ミサイルを避けるシーンがあるのですが、それはもう、よそ見してたんで1発目で当たっちゃいましたよ。
これ、本当に戦場で導入されたら即禁止になるんじゃないかな。

ボトムズと操作筐体は一緒でしたが、全く違ったアプローチでした。
ちなみにこの筐体、両肩からベルトで固定するとかあったらより没入感あるんじゃないかなー。
カラダを起こして覗き込める(何を?!)のは良かったですが、実際に乗るとしたらベルト無しじゃ乗らないんじゃないかなと。

高所恐怖SHOW

show

 
ただの板っきれが地上200メートルのビルから空中に掛けられた板になり、どういうわけか板の先端に行ってしまった猫を助けるという、VR ZONEが始まった頃からの代名詞のひとつとも言えるコンテンツ。

一応、そこそこの数のVRを体験して「脳が騙される」感じもまあわかってるつもりだし、記念のつもりで並びましたが、あまくみてました。
板、ガタついて揺れるとか、反則でしょ。
ゆっくり、ゆっくり、汗だくになりながらやっと抱くことができた猫は、もう可愛すぎて愛しすぎて、力一杯なで回しちゃいました。

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・・・その後、進んだ板を戻るという試練を思い出し、猫どころじゃなくなるまでは。

これ、最後に体験したんで、終わってからもしばらく足ガクガクしてました。

 
 
体験したのは、以上。
以下、残念ながらお金と時間の都合でやれなかったやつを横目で見た感想。


MAX VOLTAGE

max

アーティストになってステージ上で観客に熱いパフォーマンスをするコンテンツ。
未体験ですが、隣のブース(ボトムズ)に並んでるときやっていたのは、50代くらいのご夫婦でした。
まず奥さんが入り、体験後、もの凄い清々しい顔で出てきました。
交代でご主人が入ると、奥さんが待ってた位置から中の様子が少し見えたようで終始大爆笑。
きっとご主人が中で熱いパフォーマンスをしていたんだなと。
世代が違くてもHMDをかぶればみんな一緒ってのは、”誰でもわかる簡潔なコンテンツが心を動かす”というVRならではの良いところだなーと思いました。

SKI RODEO

ski

時間があったら次これ乗りたかった。
雪山をスキーで急滑降するというもの。
スキーやスノボーぽい筐体に乗ってプレイするゲームはたまにゲーセンでみかけますが、やってる人を見る限り、それらの比じゃないコンテンツだったようです。
がちで腰引けちゃってる人もいました。
どんな凄い雪山だったんだろう。気になる・・・

Train Meister

train

山手線の車掌体感コンテンツ。

前を通ったときに誰もプレイしてなかったんで、どんなものかわからなかったんですが、これは中学生くらい、ちょうどHMDかぶれるようになたくらいの世代の少年鉄っちゃんにやらせてあげたい。
絶対すごい笑顔になる。

 


 

以上、期間終了間際で、レポートとか出尽くしちゃってますが、今更な体験談でした。

気になった方、まだ平日なら予約枠若干残ってるぽいので、終わっちゃう前に是非。
VR ZONE Project i Can