付録でもらえるVRゴーグル

付録でVRゴーグルを手に入れる
お台場などで長期開催のイベントが大盛況だったり、ネットカフェで体験出来たりと、VRは一気に身近になってきました。
個人で手軽に体験するスマホ用VRゴーグルもたくさんでていますが、そのなかでも量産性があり単価も安い段ボール製のゴーグルは、イベントで配布されたり雑誌の付録でついてくることもあります。
海外ではあの炭酸飲料が入ったパッケージや、あのファーストフードの箱がゴーグルになったり。
すでに過去のものが多いですが、今後の展開への期待も込めて、そんなオマケでもらえるのVRゴーグルをいくつか紹介します。
にゃらんスコープ(「じゃらん」臨時増刊号「じゃらん家族旅行2016」)
2016/5月現在、絶賛発売中のじゃらん臨時増刊号もその一つ。
旅先の人気スポットを360度見られる「にゃらんスコープ」がついています。
しっかりした堅めのダンボールに可愛いにゃらん顔。
組み立てるときの差し込み部分の指示が温泉や魚のマークになっているなど細かいところも可愛い。
スマホは前面に差し込むタイプで、厚めのスマホケースなどを使ってる人はちょっと差し込みづらいかもです。
なんといっても、この厚みのある球面レンズ。(写真わかりづらいかもですが・・・)
下記にいくつか紹介する過去の付録は、フレネルレンズという、薄い板に細い溝が入っているものでした。ハコスコ1眼などにも使われていて、ダメというわけではないのですが、やはり球面のレンズには劣るものでした。
500円の雑誌の付録で球面レンズって、ちょっと凄い。これからの付録はこれが標準になるのかなー。
ちなみにメガネかけてても大丈夫でした。
コンテンツはアプリではなく、スペシャルサイトで360度コンテンツを閲覧するというもの。ちょっと操作しにくい気もしますが、まあ、動画や画像を見てるときは見回す以外の操作しないし、いいかな。
ディズニーシーやサンシャイン水族館など人気観光スポットの360度動画や、星野リゾートやスパリゾートハワイアンズなど人気宿泊施設の360度画像(※宿泊施設は動画ではありませんでした)を見ることが出来ます。
(コッソリ:もちろん、にゃらんスコープ以外のお手持ちのVRゴーグルでも見れます。)
今なら、にゃらんスコープを使ってる写真をSNSにアップすると応募できるコンテストもやってるみたいです。
レンズも(付録にしては)良いし、動画も画像も(いち企画としては)充実してて、コンテストとかはSNSでダンボール製VRゴーグルが目にとまる期待もあるから良いですね。
良いんですが、ひとつ疑問が。
コンテストもおそらく子どもの写真メーン、誌面に写ってるのはVRゴーグルを使ってるお子さんと、「子どもと楽しむ」感じの作りなんですが、2眼なんで6歳以下NGだし13歳以下も十分な注意が必要なんですよね(というか一般的には13歳未満NGという考えが主流)。一応、対象年齢7歳以上てなってますが、このコンテンツのターゲットとか訴求ポイントとか考えたら、ハコスコ1眼でよかったんじゃなかろうかと。
→対象年齢について
とはいえまあ、じゃらんの雑誌の内容は夏休み特集で充実してますので、夏の旅行に迷ってるお父さんは是非!
VR FREEK
今年3月に出た、「VR元年」の走り出しの流れを特集したムック本「VR FREEK」にも、ゴーグルが付いていました。
なんだかamazon価格が高くなっていますが・・・
主流なHMDの紹介や開発者インタビューなど、当時のVRの実情が特集されていて良い内容の雑誌でしたが、たった2〜3ヶ月前の雑誌なのにずいぶん前のものな気がする・・・
それだけ、今のVR業界の流れが激流ってことでしょうか・・・
付録ゴーグルの中では一番シンプルなタイプのものですが、実は個人的にはこれが一番好き。
SUUMOスコープ(「SUUMO新築マンション(首都圏版)」2016年2月23日号)
住宅情報誌SUUMOの首都圏版2月に付いてきたのは、見た目も可愛いSUUMOスコープ。
2眼フレネルタイプのゴーグルでした。
特設サイトからアプリを落として、人気タワーマンションなどのバーチャル内覧ができるというものでした。
(コッソリ:もちろん他のゴーグルでも内覧できますよー)
ちなみにこのSUUMOスコープ、既に昨年9月に第1弾が配布されていて、この2月のものはVer2。アプリ内の物件などがバージョンアップしているそうです。Ver1を持っていなかったので、ゴーグル本体の差はわかりませんでした。
これは、まあターゲットが大人だからいいかもしれないですが、コンテンツ的にはハコスコ1眼でもよk・ry・・うわ!やめろ!なにするんだ!ウソデスゴメンナサイ。
【海外】Coca-Colaパッケージ
Coca-Colaのパッケージを組み立てなおすとVRゴーグルになる!
動画の最初に「ORIGAMI」ってキャッチでるくらいなんだから、日本でも出して欲しい。
タイプは3タイプ。
3つめ(01:00〜)の「STAND-ALONE KIT」が個人的には好き。
→コカ・コーラの箱でVRヘッドセットができる!“おりがみ”タイプなど全3種類を米国でリリース
このニュースがでた当時、あまりの欲しさに輸入代行とかいろいろ考えたけど、手に入れられませんでした。このときほど海外に友達ほしかったと悔やんだ日はありませんでした。
【海外】マックのハッピーセットの箱
スウェーデンのマクドナルドの「HappyMeal」という商品(おそらくハッピーセット?)の箱を組み立てるとこれまたVRゴーグルになる!
ちょっと油が気になりますが、これまた素敵。
Coca-Colaより商品感はあまりないただの赤い箱ですが、まんなかのスマイルマークの存在感。このときほど海外に友達ほしかったと悔やんだ日はありませんでした(その2)。
いかがでしょうか?
先日のちょっと高めのスマホ用VRゴーグルに続いて、今回はほぼタダのオマケゴーグルでした。
じゃらん以外はもう手に入れにくい過去の情報ですが、Daydreamが専用ヘッドセット以外でどのくらい楽しめるかによって、今後こういったおまけVRゴーグルがもっと増えてくるかもしれませんね。
とりあえず、Coca-Colaのパッケージが日本で発売することを切に、切に願っています。(関係者様、何卒)