VR Tech Tokyo #1に参加しました(殴り書きメモ)
VR開発の先頭を走る方々のLTをお腹いっぱいいただきました。
2016/5/26、目黒アルコタワーにて行われたVR Tech Tokyo #1に参加してきました。
総じてとても内容の濃い素晴らしいLTでした。
自分メモ程度ですが、本日の内容の走り書きを書いておきます。
※あくまでも乱暴な走り書きです。技術的なまとめとかではないのでご注意をー
※ハッシュタグ#vrtokyoで参加者や登壇者の方々の当日のつぶやきが見れます。
※ちょっと言ってること違う!とか、大事なこと抜けてる!とかあれば、お問合せかTwitterでご指摘ください。
なお、会場は株式会社ドリコムさんでした。
半分はカフェみたいになってて、ゲーム機各種や、壁の棚にはボードゲームもいろいろ揃ってて、すごい素敵な空間でした。
日曜にふらっと遊びに行きたい。
ドリコムさんの技術情報はこちらでチェック。
A-FrameでWebVR入門
@Sho0315さん
僕がこのサイト作ろうと思ったきっかけの一つであるMACROSの中の人でもある中ノ瀬 翔さん。
LTはWebVRをHTML感覚で実装できる、Three.jsベースのフレームワークA-Frameの実装デモでした。
僕もまだ申し訳程度にThree.jsの基本セットだけでちょっとしたWebVRに触れてみたりしてますが、A-Frame思った以上に簡単そうで、やっぱり近いうちにそっちのお勉強してみようかと。
複雑なところはやはりJavascriptゴリゴリとのことなので、Three.jsを生で触るのとどっちが自分にあってるかはやってみてかなー。
1つのゲームをマルチモバイルVR(GearVR、CardBoard、Milbox Touch)向けに開発するTipsの紹介
UnityベースでGearVRやCardboardなどマルチデバイス対応なスマホVRを作る方法。
・GearVR → UnityVR(?)
・Cardboard → CardboardSDK
・Milbox → CardboardSDK + MilboxSDK
UnityVRっていうのはUnityの何なんだろ?拡張?兄弟?
何にしろやっぱりUnity使えると面白そうだなー。1ヶ月くらいみっちり勉強したい。
Unityの開発とは直接は関係ないけど、お話の中で面白かったのは
「Milboxは画面の下に電極シールがみえちゃうから背景暗めの色にして目立たなくする」というとこ。他にもいろいろ工夫をされるそうで、そういう”さめない工夫”みたいなのが大事になってくるんですね。
@WheetTweetさんのブログはこちら。
Unity周りの技術Tipsはもちろんですが、#VR英語(VR関連で触れる英語で英語力向上)という切り口がすごい。勉強させていただきます。
IBM iXが関わるVR事例について
IBMのiXチームの手がけたVRコンテンツの紹介。
まずPVがさすが。↑の他に、海外の、なんか凄いPVもあったのですが、とにかく見てるだけでワクワク。
そしてソードアート・オンライン ザ・ビギニングの紹介。
倍率3桁いってたらしい体験会が1度開催されたのみの、もはや伝説的なVRプレイアブルデモ。
サイトの動画でちょっと目にはしてたけど、こんなにガッツリなプレイムービー(プレイヤーの視点のVR世界のデモムービー)は初めて見た。
もう、興奮ですね。想像以上。やりたい!やりたいこれ!
最後にSAOでも使われている技術面の説明もありましたが、ゲーム映像の興奮が勝ってしまって名称とか覚えてないですすみません・・・
今流行りのVirtualDOMで高速かつスケーラブルなスマホWebVR開発を始めてみよう
A-Frameより速い・軽いというwebVRライブラリSolufaの紹介。
なんとリリースしたばかりだそうで、おめでとうございます!
とにかく、速かったです。なにこれ。
すごさは、こちらの記事で。
VirtualDOMベースだそうで、ちょっと敷居高いのかなー。
でもこれ使えたら凄そう。
また勉強したいネタが増えてしまった。どうしよう・・・
3ボタン入力対応!簡易VRゴーグル #jagovisor の設計と実装
@kinnekoさん
前にスマホVRゴーグル調べてて凄い欲しかった「タオバイザー」の中の人でした。
・FakeRift:100円ショップの道具で作るゴーグル
・タオバイザー:組み立て式で耐久性のある素材、瞳孔間距離も調節可能な凄いCardboard。
・PoketVR:折りたためばiPhoneケースとほぼ同じサイズになる、ポケットに入るVRゴーグル
・#jagovisor:スマホのイヤホンジャックからの入力を利用して3ボタン入力が可能な簡易VRゴーグル
LT後の懇親会でたくさん触らせていただきました!
100均パーツで作るFakeRiftのレンズは、セリアの虫眼鏡3枚重ねだそうです。
バーチャル集会アプリcluster.が踏んだ3つの罠
@mizoguche from cluster.
あのOculus創業者のパルマー・ラッキー氏も参加したといわれる、VR空間内に数百人が集まってチャットができる引きこもりを加速するアプリ、cluster.の開発でハマったところ。
・首が痛い → 建築学をヒントに
・日本語入力 → そもそもVRでのキーボード入力の必要性が?音声や手書き、バーチャルキーボードなどVR世代の入力を考える
・酔う。 → ゲームパッドでのカメラ回転がスムーズだったり、移動に加速をつけたりすると酔いが強い。カメラの回転を45度毎にするなどの工夫。MoguraVRさんの記事も参考になる。
VR ZONEの6タイトルはどのようにして決まったか?
@mayanmoyan from VR ZONE
コヤ所長キターーー!!
凄く軽いノリでさらさらっと話されるんですが、話のネタが濃すぎて凄すぎて。
半日くらいじっくりノート取りながら聞きたかったです。
・VR興味ない、知らない、リア充の人たちに広める。
・(問題)コンテンツ/勘違い/価格/健康 → ハードが解決するのを待つ? → 自分らでやっちゃえ! → Project i Can
・リピート力のあるコンテンツを
・ホラーは開発者側は背景見せたいし、驚かしイベントたくさんつけたいし、ダメージ式にしてて、チーム戦も協力してワイワイしてたけど、怖くなかった。
→ 真っ暗にして、イベントも最小限、一撃死にして、チームも状況把握型にしたら怖くなった。
・チュートリアルやUIは画面上にあると冷めるので、できるだけスタッフがサポートすることでケア。
・せっかくVRだから見渡して欲しい
→ ナビゲーターキャラが周りを移動して視線誘導。
→ ホラーは暗いからきょろきょろする
→ 電車は地蔵。→ 座って安定してるとそこに落ち着いちゃう罠。
・目的<->課題<->手段の流れが綺麗だと、ブレない。
MilboxTouch SDKで何ができる???
@MilboxOfficial from Milbox
MilboxとMilboxSDKの紹介。
この前買って家に届いてたけど、あだ開けれてないです。
SDKはとりあえずUnityだけど、今後いろいろ対応していく予定とのこと。Web用も出るってよ!!
→MilboxTouch Unity SDK
まあ、仕組みはスマホ画面のスワイプなんで、SDK使わなくてもやれそう。
どっちかといったら、せっかくのインターフェイスを面白く使うネタを考えるのが難しいかな。
そして衝撃の「イベント特別価格で限定販売!」
買ったばっかりだよーーー
懇親会
Milboxに長蛇の列でしたが、すでに買っちゃった僕は(ジトメで見ながら)早速タオバイザー触らせてもらいに行きました!
その後、ふらふらしてて、試遊させてもらって気になったのがこれ!
真っ暗闇の中 Avegant Glyph で観る映画は格別そうだ。イカちゃんやりたいな。 pic.twitter.com/eSXKf5Kp1s
— いっこう 6/21 Meguro.es (@ikkou) 2016年5月25日
Avegant Glyph
詳しいことはわかりませんが、Oculusなどの「本体内にスクリーンがあってレンズを通して見る」タイプとは根本的に違って、「細かな100万個の鏡を使って映像を目に投影する」という仕組みらしいです。
いやー、なんかもう、これでいいじゃん!て感じでした。綺麗だし、大きくないし、ヘッドフォン付いてるし、掛けた感じも軽くて良い感じ。おまけにレンズ部分にピント調節がついてるから、メガネ外してもはっきり見える!!
つけてるところがサイクロップスみたいだし!!
ただ、光りを直接眼球に照射ってのが、疲れるかどうかとかはわかんなかったですが。
そんな感じで、とても内容の濃いLT会でした!
中ノ瀬さんとかコヤ所長さんとか是非お話聞きたかったんですが、仕事が待ってて断念。
次回ご挨拶だけでも。