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ハコスコの選び方

ハコスコは、GoogleCardboardと並び手軽に手に入れられる段ボール製のヘッドマウントディスプレイです。

ハコスコにはいくつかの種類があるので、購入するときの参考に簡単にその特長をまとめます。
特に13歳以下のお子さまと楽しむ方はご注意ください。

→ハコスコ公式サイト

ハコスコやGoogleCardboardなどの段ボール製HMDはあくまでも簡易版のHMDです。
Oculus RiftやGearVRなどのような高い没入感を味わうものではなく、スマートフォンを使ってVRを手軽に体験することを目的としたものなので、最近の「VRって凄い!!まさにその場にいるようだ!!」という没入感重視の期待をしてしまうと、満足を得られないかもしれません。
amazonのレビューを見ていると、特にハコスコを購入している人のそういったマイナスな意見が目立ちますが、そもそもの目的が違うことを理解したうえで、1000円という価値を踏まえて購入してください。

1,000円ももったいない!と言う人は、100円ショップの商品を使えば最低200円(税抜)と余ってる段ボールで自作することもできますよ!(自作記事、そのうち書きます)

ハコスコ1眼タイプ

※13歳以下のお子さまはGoogleCardboardやハコスコ2眼のように両目にレンズのついたタイプは健康に害を及ぼす可能性があるため、ハコスコ1眼タイプをご利用ください。
→対象年齢について


ハコスコ タタミ1眼 (iPhone5/6/6Plusサイズ対応)

フレネルレンズという、カードタイプのルーペなどに使われる薄型のレンズ1枚を使用したタイプ。
通常「ハコスコ」と言う場合はこの1眼タイプをさす場合が多いです。

両目でひとつの映像を見るので、2眼タイプに比べると立体感は落ちます。というか、実際の立体感的にはスマホの画面で普通にみたのと同じですが、ディスプレイが目の前にあるので”映像が目の前に広がる”という没入感は(多少)楽しめます。

また、冒頭でも触れましたが、GoogleCardboardや他のヘッドマウントディスプレイは、立体感を錯覚させるために両目で違う映像を見るので、小さい子どもが使用すると視覚に負担がかかり障害が出る可能性もあり、ほとんどの製品は「対象年齢13歳以上」となっています。
このハコスコ1眼タイプは、両目で同じ映像を見るので、小さな子どもでも障害の心配なく使用することができます。
ヘッドマウントディスプレイの没入感を少しでもお子さんと一緒に楽しみたいガジェットパパはこれを買ってあげてください。

注意点としては、覗き窓が1つなので、GoogleCardboardなどの、画面が左右2つに分割されるアプリは使用できません。(1眼モードに切り替えられるアプリは楽しめます。)
Youtubeや専用のハコスコアプリなどで360度映像を楽しむのが主な使い方になります。

ハコスコアプリ

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ハコスコ公式アプリ。動画共有サービス「ハコスコストア」にアップされたパノラマ動画・静止画などの360度再生ができます。
(GoogleCardboardでも使えます。)

また、いくつもの企業が、このハコスコを使用したイベントやキャンペーンを行っているので、それらに参加することでハコスコに触れることもできます。

シリーズラインナップ

ハコスコ1眼には「タタミ1眼」以外にもiPhoneの大きさを基準としたいくつかのタイプがあります。

ハコスコ+(プラス)

iPhone6Plusに対応した大きめサイズ

ハコスコ6

iPhone6に対応したサイズ

ハコスコ5

iPhone5にぴったりのサイズ

各機種のサイズ対応状況はこちらをご確認ください。

ハコスコ2眼タイプ

GoogleCardboardや他のヘッドマウントディスプレイと同じく、両目にそれぞれレンズがあり、左右別々の(ちょっとずれた)映像を見ることによって擬似的な立体視ができます。
かなり薄くたためるので、カバンに忍ばせて会社に持って行くことも出来ます。(会社でカバンから出せるかはあなた次第です。)

他に、プラスチック製で、頭に固定するヘッドストラップなどもついた「ハコスコDX」というものもあります。段ボール製は「使い捨て感」もあるので、丈夫なものが欲しい方はこちらを。ただし、素材がプラスチックになっただけで、やれること、見れるものは段ボール製と変わらないです。

ハコスコ2眼なら、Youtubeアプリのcardboardモードや、このサイトで紹介しているような(画面が左右に分割されている)アプリで立体感のあるVRをお楽しみいただけます。

お子さんと一緒にVRを楽しむという他のHMDにはない強みは大きいですね。
使う環境や年齢などを考慮して正しいハコスコを選び、楽しくVR体験をしましょう!